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ジョルジュ・サンドの力

ジョルジュ・サンドはショパンの葬儀に参列しなかった。
当時執筆していた小説の内容から危険分子として政府にマークされ
外出もままならなかったからという説もあるが
サンド自身の胸の内はどのような思いが隠されていたのだろう。
















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ショパンについて詳しく知りたければそういう本を読めばいいのであって
その内容を要約する文章をここに書く必要はない。
もちろんそういう目的でこれを書いているわけではない。

ちょっと大きな書店へ行けばショパンに関する文献はたくさん並んでいる。
もうどれを選んでいいのかわからないくらい。
単なる生涯を追うだけの内容ではつまらないので
そんなのもう知ってるし
なるべく横道へ逸れるような話を多く取り上げているものを
私は選んで読んだつもりである。




第三者から見ればショパンもジョルジュ・サンドの恋愛遍歴に
名を連ねた男の一人にすぎない。
だが、奇抜で気性が激しいように思えて実は誰よりも女性的なサンドが
ショパンを支え、数々の代表作の裏に存在したのかと思うと
メロディーの持つ意味もそれまでとは違って聴こえてくるような気がする。
サンドと同時にショパンの赤裸々な思いも知りたかったのだが
私が読んだ本では期待したほどの記述はなかった。


後に傑作と評される曲は1840年から44年頃に生み出されている。
その大半は避暑と療養のために滞在したノアンの別荘で作曲された。
実際、この時期は体調も比較的安定し、時には紆余曲折ありながらも
サンドと仲睦まじく過ごすことができて、ショパンの最も幸福な時だったのだろう。

でも








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たとえば、「幻想曲(Op.49)」は出だしは暗く葬送行進曲のように始まるが
最後は何かを確信したように長調で明るく力強く曲を閉じる。
まるで当時のサンドとの愛を象徴しているかのようだが
その後の結末を知っている現代のピアニストは
どんな思いでこの曲を弾けばいいのだろうか。



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misha

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彼らの生き様に触れ己れを振り返り
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