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ショパンの意図、ジョージ・ハリスンの真意

「たとえあなたの意に沿わなくとも
ショパンはここで diminuendo しろと言ってるのよ!」

昔、ショパンを弾いた時にセンセから言われた言葉。


『I Need You』について書いていた時に思い出したので。




スティーヴがビートルズの楽曲をカバーすることと
現代のピアノ弾きがショパンを弾くことを
同列で論じようとしているわけではもちろんないですよ。
そのことを最初にお断りしたうえで




音楽は再現芸術と言われる。

作曲家の意図に忠実に演奏すること。
これはセンセから常に厳しく言われていることである。
そのために原典版もしくはそれに最も近い版の楽譜を選び
書かれているとおりに演奏する。
その曲を演奏するために最低限守らなければならないことなのだ。
それも出来ずに個性云々なんてエラそうなことを言うなということなのだろう。


再現はオリジナルより難しい。
オリジナルのほうがよほど気楽なのではと思うけれど
あえてカバーに挑戦したのは
スティーヴの決意がうかがえるようでもある。

スティーヴにしてみれば決してジョージ・ハリスンの楽曲を
再現したという意識ではないのだろう。
同じメロディーをたどりながら新しい景色を見せてくれる。








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その演奏にご本人が肯いてくれるのか、真意はご本人のみぞ知るところである。
もしかしたらショパンもジョージ・ハリスンも
「誰がつくった曲だと思ってるんだ、ったくこのボケが!」
とかなんとか、草葉の陰から悪態をついているかもしれないけどね。



コメント

No title

こんにちは^^
再現芸術、奥が深いですね。
普通のロックは、それこそカバー曲でない限り^^;
昔から使われているモノに、自身の解釈を加えて
焼き直しているのが、当たり前ですから^^;

創造力を試される音楽も、
原曲を忠実に再現する音楽も、
しっかりとした技術と表現者としての自覚の
両方が必要になりますね^^;
偉そうに書いていますが、
私はどちらも全く未熟です・・σ(^_^;)

Re: No title

ポテチG#さん

>しっかりとした技術と表現者としての自覚
戒められるお言葉です。
エラそうなことばかり書いていますが
私こそまだまだ自覚が足りないと反省することばかりです。

オリジナルもカバーもそこにある音を表現するための
苦悩は同じだと思うんですよね。
スティーヴの「I Need You」もいろいろ悩みながら
歌ったのかなあと思うと響きが違って聴こえてくるから不思議です。

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misha

Author:misha
Gerard Butlerが好き
Steve Perryが好き
彼らの生き様に触れ己れを振り返り
ピアノを弾く私

好きなこと 読んだり聴いたり、それと猫
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